…時々、晴れ雨。

グレーな私と子供たちを取り巻く日々を。

女の片方の手は「親」と繋っている②

前回の「介護を含む 家族に関わる問題の担い手は女性が多い」

は、男性を悪者にしたくて書いた訳ではありません。

お世話に関しては 女性の方が向いている事が多いですし、他所様の家庭内での問題について当事者が求めない以上  第三者の意見は不必要だと思います。

各々の家族にとって良いやり方で対応して行けばいいんじゃないか、と私も考えています。


問題なのは、家庭内において しばしば「良いやり方」と言うのは 主力として女性に頼りがちになる事、そしてかかる負担が大きいと言う点でしょうか。

何より それって 不平等でおかしいんじゃないのか〜〜??と思っているのにも関わらず 私自身も「そりゃ当たり前か」と思っている 不思議さでした。


いいえ、…すみません違います。

私は当たり前なんてきっと本心では思っていません。

同じ家族だと言うのに 割に合わないな。「でも、しょうがない。」

そう思っているのです。


『女の片方の手は「親」と繋がっている』とタイトルに書きましたが

誰もが 誰かの子供であるはずなので本来 親と繋がっているのは 全ての人のはず。


でも敢えて女性としたのは  年齢を経ても、生活の場が変わろうとも「親」との関わりを強く意識しているのは現実、女性の方だなと感じているからです。

「親」とは実の親のみを指しているのではなく、結婚をしていた場合 むしろ配偶者の親である事が多いからです。


既婚女性全員がそうではないでしょうが  年齢を経た女性がこれからの人生を考えた時、頭をよぎるのは その「老いた親たち」との関係じゃないかなと思うのです。


子供の発育がひと段落した頃から

皆、自分のこれからの生活や人生を

考え始めます。

仕事をしようか、趣味を見つけようか、ボランティアをしようか…

描く様々なプランの中に 動かし難い 大きな塊を女は頭の中に置いてあるのです。

それが介護であり、老いていく「親」たち。


私の周りのママさん達も、良くこの先の10年が読めないんだよねと話しています。

いつ介護が始まるか分からないと言う事です。

自分のこれから辿る道筋を大きく変える局面になるだろーなぁと漠然と思っているのです。


特に「嫁」は有力候補にされながらも、決定権及び拒否権は本人にはないと言うことのが多い。

夫は仕事だから、妻が行う(しかない。と思われている) と言う実に分かりやすい構造なのです。

これは子供の養育も同じ事が言えると思います。

二人の子供のはずなのに、手間も

責任も半分とは行きません。

これは母親が仕事を持っているに関わらずです。


親も同じ事です。

結婚すれば 双方の親の事は「 二人の問題」になるはずですが、中々そうはならないようです。


「家庭内を上手く回すのは女性の頑張り次第。」

この概念が遥か昔から脈々と受け継がれていて 世間にも、私の中にも当然の如く居座っています。

みんな そうやって生きてきたんだ。

私も そうやっていくものなんだ。

多分 「当たり前」が苦しくさせているんです。

それは一人ではしんどいと、助けて欲しいとに言うには 世間も、自分自身も許してくれそうにもない。


本当に 不思議な話だ。


それでは 夫は 自分の親に対してどうなのか?妻の親には?

については、今回触れるのはやむておきます。

 

構造は簡単であっても 関係は簡単では済まないのです。

またの機会に。


あなたと繋がっているのは何ですか?

家族?恋人?子供?それとも仕事ですか?

誰もが誰かの子供ですよ。忘れていませんか?