…時々、晴れ雨。

グレーな私と子供たちを取り巻く日々を。

親の忠告は確率の問題であって。

ここの所 父の葬儀にまつわる内容が続き、多少食傷気味かもしれません。
でも父が突然亡くなり、自分にとって大変悲しいはずなのに 感情を抑え込んでしまい私の中で「父の死」が上滑りしている感覚があります。
それは 今、私が抱えてる問題が大きく影響しているからです。

この日記は内省する為に綴り始めた訳ですが、それは痛みを伴い時間もかかるので  今日は一休みして。

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長女りーさんの我が家でのあだ名は「破壊神」
一ヶ月に二足の靴に穴を開けてしまったり、シャツ類は 襟ぐりが異様に伸びてダメにしたり。
とにかく物の扱いが雑なのです。
 
成長と共に若干注意して扱えるようになったものの 、未だ通常よりも物の持ちは悪いです。

腹が立つのは娘があまり反省しない事。
しかも、困るだろうと新たに買い与えた物に対し、当然の如く受け取り 、感謝もなければ「いや、そっちが勝手に用意したんじゃん。」みたいな発言をする点ですね。

そりゃ、本人の不注意で壊した物であれば戒めの意味も込めて そのまま使用させれば良いのでは。と私も思いますが、この御時世 何がきっかけで「からかい」や「イジメ」に発展するか分からないので 悩んだ末、別の物を用意してしまうんですね。

そんな親心をりーさんは 考えなしで傷付けるもんですから ど叱られる訳です。
で 反省しないから、また意識が足らずに 扱い悪く物を壊す…になるのです。

所が そんな娘が珍しくしょげています。
お気に入りのガウチョパンツのゴムが切れてしまったそうです。
「お母さん、直せる?」 と悲しそうに聞いてきます。
見ると、ゴムの取り替えが出来ないタイプの物でした。(幼児のパジャマじゃないんだから(^^;;)

「あー これは無理かな…。ゴムの取り替えが出来ない物だからね。」
と、縫製を見せて娘に伝えましたが納得いかない様子で 何とか出来るのではと、食い下がってきました。
 
しかし、むしろ納得いかないのはこちらです。このガウチョパンツ、購入して一ヶ月も立っていなかったからです。

娘りーは、オシャレにあまり興味がなく その反面 気に入らない服は一切着ないと言った面倒くさい子でした
つまり服はあれど 同じ服ばかり着ている訳です。
親心で用意した服に対し、気に入らなければ上記の様な発言をしてしまうんです。

先日、自分で選べばいいでしょう!
と連れて行った「しまむら」で勧めたのが このガウチョでした。
色はカーキで どの服にも合わせ易く、とても似合っていました。 
「お父さん、お母さん、ありがとう!!( ´ ▽ ` )」
りーさんも大層気に入り よく履いていました。

だったのに!

このやり取りを聞いていた夫が
「うわ〜酷いな〜。一ヶ月持ってないじゃん!りーの扱いが悪くてゴム切ったんだろう。」と言いました。

娘は「私が切ったんじゃなくて、切れたの。」
と主張しますが、生地にほつれが生じており 無理に引っ張たのかなぁと言う印象でした。

娘には「もしかしたら裁縫の上手い人は直せるのかもしれないけど、お母さんには直すのは無理かな。
この作りは、元々ゴムの入れ替えをしないタイプの物なの。 つまり、ゴムが伸びたら“さよなら”する物なんだよ。大切にはかなきゃいけなかったね。」
と、伝えました。
娘は 力なく二階に行ってしまいました。

しばらくして私も二階に行き、りーに話しかけました。

「大切にしていた物を 自分の不注意で壊したら悲しいでしょう。
今まで、りーは お母さんが新しい物を用意する度に“あ、また別の物が来た”位に思っていたんだと思うんだよね。」
娘は 素直に頷きました。
「それは、思入れがないからなんだよ。これが自分でお金を稼いで 自分で選んだ物なら 尚更悲しいはずだよ。大切にしようと思うよ。 」
そして、一番伝えたかった事を言いました。


親の忠告は確率の問題で絶対「正しい」訳でもないのだよ
今、中学一年のあなたが ある問題にぶつかって出した答えの正解の確率が例えば4割だとしたら、私やお父さんは6とか7割とかだと思う。
悔しいだろうけど大体当たるんだよね。
それは大人だと 多分こうなるだろうな。とか 経験を元に判断や予測が立てられるからなんだよ。
それでも絶対でもないし、正しくもないかも知れない。
ひょっとしたら あなた(娘)が出した答えの方が正解の時だってある。

しかも、大人の7割程度の正解率は
世間や社会で概ね「みんなが答えるだろう」と言うだけの事であってね。
 数年したら自分で考えて あなたは自分の答えを出すと思う。
でも 今は経験値も少なく、判断も甘い 。まだ親の意見を聞く必要がある年齢だよ。
思春期とか、反抗期を理由に話を聞かないのはやめて欲しいな。と。


娘は私や夫の忠告を本気にしていない所がありました。
いえ、受け入れる事は自分が「負けを認めるのと同じ」と言う感覚だったのかもしれません。
でも 勝ち負けではないのだと。
今しか伝えられない事を ただ伝えたいんだと分かって欲しいのです。

「分かったかな?」と聞くと、りーは「分かる。」と小さく答えました。
それでも、伝わったかどうかは分かりません。
何百回も 何千回も同じ事を繰り返し
言わなきゃいけないんでしょうね、親なんて。
私も言われたなぁ。
あ、今も言われますね。親に。大人なのに!
耳が痛いし、聞きたくないけど。

それなのに、私が子供に説教とはね。歳 取るはずです(^_^;)