…時々、晴れ雨。

グレーな私と子供たちを取り巻く日々を。

評価の判断材料

嬉しい事があったら共に喜びたい。

悲しい事があった時は分かちあいたい。

私は 自分の親しい人とそれらを共有したいと言う思いが強いです。

(面倒くさいとお思いでしょう(^_^;))

普段の生活でも感じた事や、思い出話、夢に見た内容まで子供と良く話しています。


夫とはここ数ヶ月、ようやく世間話ができる位になりました(私としてはです。)

それでも言いたい事が殆ど言えず、言葉もたどだどしく、語尾は尻切れトンボの様に終わってしまいます。

普段のお喋りな私は一体何処に行っちゃったのだろう?と不思議な気持ちにすらなります。

でも今の私は 夫とあまり話したくありません。

共有したいとも思わなくなりました。


それは 多分 常に一方的に評価されたり批判され続けて来たので、相手にもう余分な情報を与えたくないと感じているからでしょう。

しかも、その判断の基準が一般的な物ではなく 相手の考えや機嫌に寄って決まるのも重要なポイントです。

つまり、その「人」次第って事。

一つの出来事を どう捉えるのか、どう転ぶかをこちらは予測出来なきないのです。

批判される方としては非常に不利と言えます。


例えば参観日。

子供の成長を間近で見られる良い機会だと思いますが、残念ながら我が家では そんな感慨に耽る時間にはなりません。

幼稚園の頃は製作が多かったのですが 「先生の話が聞けていない。」

「あのハサミの使い方は何だ。」「

次の工程が分かってないんだ、だから作業が遅れてるんだよ。」と夫は子供の行動に逐一文句をつけていました。

子供の頑張りを笑顔で見守るご家族の中にあって、何で…。

横にいると本当に暗〜い気持ちになりました。

他の人に遅れるのは、出来ていないからだ❗️先生は迷惑な子だと思っているぞ❗️

と帰宅後にお説教が待っているからです。

本音を言えば私だって子供が苦手とする部分は目に付くけども…  

普段の様子や このクラスが本人にとって、どんな場所なのか知る事が出来る機会なのに。

こんな調子で発表会や運動会などの楽しい思い出のイベントも、子供達の行動チェックに早変わり…。


だから 子供達は行事に夫が来るのを嫌がる様になりました。

小学校に上がると、行事等の日程もそれとなく言わなくなりました。

(会話の中で行事の内容をざっくりと知らせてはいます。)


そして、私もいつしか夫に子供達の

トラブルや問題については話さなくなりました。

本来は夫婦で絶対に共有すべき情報であるはずのものですが悩みへの共感や解決を求めているのに対し、

私の取った行動(対応)が正しかったかを批評して行かれるからです。

夫は意見(指示)のみをザーッと言うだけで 自分が行動を起こす訳ではないんですよね。

しかも根底には「子供の問題の要因は母親の資質に問題があるからだ。

と言う考えを持たれていると知っていたら わざわざ話をしようとは思わないでしょう。

もう私は、自分や子供の日常を評価されたくないと思っていました。


これ、家庭の中で私だけかと思っていましたが、最近子供達も同じ様に感じているんだなと気付きました。


先日、中学生のりーさんが描いたポスターが地域にある施設に貼り出されました。

授業で描いた物で、学年から数名が選ばれたそうです。喜ばしい事ですよね❗️

娘りーも喜んではいましたが、私がじゃあ家族で見に行こうよと言うと

真顔で「言わないで。お父さんには知られたくない。絶対言って欲しくない。」と答えました。

素晴らしい事なのに、どうして?

お父さん喜ぶよ、褒めてくれるよ!と話したのですが

そんな事ないよ。お父さんは この絵が本当に選ばれたの?もっとここは丁寧に塗らないととか色の工夫が足りない。とか色々言われるに決まっているよ。

だから、知られたくない。

娘は言わないでを繰り返しました。


単純にアドバイスと言う名のケチを付けられたくないのと、一所懸命に

創り上げた作品の世界を守りたいと言う 描き手のささやかな抵抗でもあったのだろうと思いました。


娘は『良い事』なのに何故、夫に伝える事を頑なに拒んだのでしょうか

。それは、悪い事だけでなく、良い事も評価の判断材料にされるからです。

批評されるって言うのは、しんどいものです。

それも会社や学校などの外の世界な

らともかく、ここは家庭です。

失敗しても許し、許される場でなければ ただの息苦しい囲いでしかありません。

上がり下がりするグラフに安心は宿りません。


そもそも親だけではないはずですよね?

親だって子供に評価されているはずです。だとしたら、どうなんだろう?

私は…怖くて聞けませんけどね。

やっぱり、家族内の評価は私には

必要ありません。