…時々、晴れ雨。

グレーな私と子供たちを取り巻く日々を。

母の日は ずっと誰かの為の日だった。

2019年5月12日、母の日。


私は普段3人の子供の母をしています。

だけど母の日に祝って貰うのは自分だと思った事は正直ありません。


こんな風に言ってしまうと、母の日だからとカードをくれたりする子供たちにも悪いので口には出したりしませんけどね。


毎日毎日母であることを意識して

子供に対して思い悩んでいたり、

結構キツイ家庭環境に精神をヤラレてても 

「いやいや子供の為に我慢だよな

…(;_;)」

と 若干方向違いの努力をしているのも、多分私が母親だからだと思う。

自分の為だとしたら どっかでキレてこんな我慢が続くはずがない(^^;;


こんな風にもう十数年もの間 母をしているのに、毎年訪れる母の日が私にとって

“自分ではなく他の人、誰かの為に祝う日なんだよなぁ”

と思うのはおかしな話だと思います


「誰か」とは 私の母であり それから主に義母の事を指しています。


実母は もちろん子供の頃から感謝を伝える人として。

そして、結婚してからは実母よりも

感謝を伝える相手として「義母」が

現れました。


私の母は娘に、嫁として送り出す時に大事な事を教えてくれました。

『自分の親より、相手(旦那さん)の親を大事にする事。』

『贈りものは うちはいいから 向こうの親に贈りなさい。渡す時も 必ず彼方を優先する事。』

嫁が義両親を大事にすれば、婿さんも 自分の親を大事にしてくれるもんだよ、と。


その教えは 私も納得出来るものでしたし、義母は結婚して新しく増えた

もう一人の「お母さん」として、大切にしていこうと思い 実際、ずっとそうしてきました。


何も母の日だけでなく、義母の誕生日、敬老の日、子供たちの誕生日会

やクリスマスを一緒に過ごしたり

行事でなくとも食事に誘ったり 何か作って持って行ったり。

身の周りのお世話をする程ではありませんが、

徒歩5分内に住み、夫を亡くし一人暮らしの母を気遣って ずっとやって来たと思います。

(もちろん義母も 私たちを助けてくれています。)


夫は自分の母が苦手なのです。

それ以上に亡くなった父親は苦手だったそうです。

親子の相性もあるかもしれませんが、多分 義両親の教育方針やコントロールしがちな愛情が理由なんだろうな、と思います。


それ故 結婚当初 夫からも 自分の母には 妻である私が接して欲しい。(良くしてやって欲しい)

君(私)の両親には 俺が接して行くから。とも言われていました。


奇しくも実母の同じ内容では ありますが当然だと思いました。


誰だって、配偶者には自分の親や家族を大切にして欲しいものです。

仲が良くても、悪くても 家族は自分に脈々と繋がっている根っこのような存在ですからね。

悪く言われたり、扱われたら自分も

同じようにそうされた感じがして 

ものすごく苦しくなる。


私は義母に。夫は私の両親に。

べったりとした付き合いではありませんが 数年の間、私達はとても上手く行っていたと思います。


その内…。

親の記念日や贈り物などに元々関心がない夫は、自分から何もしなくなりました。


義母を食事に誘うのも、子供の誕生日会を企画し 食事を用意するのも

お土産を買うのも…。

敬老の日のプレゼントも全部、私。


嫁はそう言った役回りなのかもしれないけど 何だかな〜と思っていました。

何故かと言えば、夫が私の両親に対して行動してくれたのは ほんの数年の事で、その内 何も言わなくもなったのです。


それでも私は 夫が両親を気遣っているかのように振る舞って

「夫くんから。」

と、贈り物などを届けるようにしていました。

私の両親に夫を悪く思われたくなかったからだと思います。


因みに 義母にも何らかのお祝いや贈り物をする時は

「夫さんからです。夫さんがお祝いをしようと言われたんです。」

と必ず言っています。

夫を立てる為なのと、相手に遠慮されないようにです。


自分の息子がこう言った事にまるで興味がなく、お金の使い方として無駄だと思う性格だと 義母は知っているだろうに。


そうだとしても 毎年、母の日が近づく度に私は

「どうしよう。」と頭を悩ますのでした。


すき焼きを作る?ちらし寿司を届けようか。

外食に誘うとか。じゃあどこか予約しないと。

あぁ、この日は子供の試合だった。

翌日にズラしても町内会の打ち合わせが午後からだ……。


気だけでなく、相当のお金だって、時間のやり繰りだって、手間だって遣うのです。


更には自分の親へも“婿さんから”の贈り物などを選んで、買いに行ったりもしている。


私が悲しいなぁと思うのは

義母の為にと母の日の準備をしているのに夫からは

「君のお母さんには 何もしなくていいの?」

と すら聞かれもしない事。


夫が 私の両親に 私と離婚するつもりだ、と文句を10時間も話し続けて揉め事を起こした ずっと ずっと前から そうだった。


私には 義母さん以外にも、本当のお母さんがいるんだよ?

口には出さないけど いつも思う。


実母と私は相性が合わなくとも 私にとっては当たり前だけど「お母さん」なのです。


こうやって 夫からお前は「嘘つき」と言われている私は

義母や親に 一生懸命取り繕って、心配をかけないように何年もやってきました。

なんか… もう十分頑張ったんじゃないかなぁと思います。


母の日は いつも大変だった。

自分が労われたり、祝われる日だなんて思った事はない。


でも 子供の頰の柔らかさや温かさはちゃんと感じています。